オリコンは7月18日、2014年上半期の「音楽ソフトマーケットレポート」(対象期間:2013年12月30日〜2014年6月29日)を発表した。ジャンル別シェアでは、「アナ雪」ヒットで「洋楽」が2005年以来9年ぶりに対前年同期比増121.6%に。また、「演歌・歌謡」が好調だったほか、「アニメ・サントラ他」が2年連続で対前年同期比増と、存在感を増している。
(中略)
「アニメ・サントラ他」も前年同期比で107.6%と2年連続の売上増を記録。水樹奈々のアルバム「SUPERNAL LIBERTY」(4月16日発売)を筆頭に、第2期TVアニメが放映された「ラブライブ!」関連の商品も好調だった。
また「洋楽」も2005年以来9年ぶりに売上を増加させたが、これは「アナと雪の女王」のサントラによるものと考えられる。しかし、「アナ雪」に「ラブライブ」と音楽に重点が置かれた邦洋のアニメがヒットし、音楽市場をも牽引している点は興味深いところだ。
一方、音楽市場における主力ジャンルである「J-POP」の状況だが、売上額は1,102.2億円、前年同期比は95.5%と2年連続の減少となっている。
http://www.narinari.com/Nd/20140726999.html
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ラブライブ!が市場の成長を牽引か〜。声優さんではやはり水樹さんが強いのね。
>「アナ雪」に「ラブライブ」と音楽に重点が置かれた邦洋のアニメがヒットし、音楽市場をも牽引している点は興味深いところだ。
⇒これは本当に面白い事象で、CDが売れなくなっている時代と言われてるけど、それがイコール「音楽離れ」につながっている訳ではなく、むしろ様々なコンテンツの中で音楽の存在感は増しているんよね。
良い音楽が作品の付加価値になり、作品自体の評価や人気が上がり、それがCD(音楽)の売り上げに還元されるという流れ。握手券やイベント応募券で売上枚数を稼ぐより本質的だし、健全だと思う。
音楽だけの体験だけでなく、人間の五感をフル活用して感動や喜びを醸成するような、そんな総合的な体験を通じた演出をすることがコンテンツをプロデュースする側に求められている時代ということなのかな。
水樹奈々さんもラブライブも、特典目当てで買ってる人結構いると思うんですがそれは