アニメ『ガンダム Gのレコンギスタ』 1話&2話 画像・感想・ネタバレまとめ
まずストーリーよりを語るより先に印象的だったのがセル画風演出でした。
富野御大は「今の若い子にこそ見てほしい」といった発言もされていましたが、このあたりはやはり既存のファン層にとっても嬉しい演出であり、逆に若い世代にとっては「逆に新しい」という風に映ったかもしれません。
そんな中主人公ベリルはどこか楽観的でお調子者、奔放な性格をしており、このあたりはまさにこの時代を生きる「現代っ子」を投影したように思えました。
独特のセリフまわしや圧倒的な情報量ながらも細部を容赦なく省いていくハイテンポな怒涛の展開、そして圧巻のバトルシーンなどは「やっぱり富野先生」そして「さすが富野先生」といったところでしょうか。
もちろんその現代っ子にその「富野節」が受け入れられるかどうかはわかりませんが、やはり今のアニメを楽しむいちファンとして、その現代アニメの祖を築いた一人である巨匠富野先生の、おそらく集大成になるであろう作品を目に焼き付けて、そのメッセージをしっかりと受け取らなければと、個人的には思っています。
とりあえず、やっぱり今のアニメって説明しすぎなんだなーって思った。
あっという間の1時間でしたね。
冨野監督の作品に触れたことがない人がどう感じるのか、とても気になるところです…。