福井県鯖江市出身のアニメーション作家久里洋二氏を招き、芸術を生かした街づくりについて考えるシンポジウムが13日、鯖江市まなべの館で開かれた。久里氏はアニメーションへの思いや市へのアドバイスを語り、集まった市民は熱心に耳を傾けていた。
コーディネーターは明治大でアニメーション文化論などに携わる宮本大人准教授。パネリストは牧野百男市長、河和田アートキャンプに参加中の学生ら6人が務めた。
宮本准教授が、復興のシンボルや地域に根ざした存在となった事例を紹介し、住民に提供されるアートやアニメなど娯楽の必要性を訴えた。久里氏も「“アニメの町 鯖江”として全国に積極的なPRを」とアドバイスした。
牧野市長は「全年代に分かりやすいツールとして、行政に積極的に取り入れたい」と意欲を見せていた。
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