オタクのイメージがかわりつつある。そう感じたのは、芸能人やアイドルで、オタクをカミングアウトする人が増えているためだ。たとえば元SKE48の松井玲奈は、鉄道オタクとして有名だ。
オタクがリア充化している?
ほんの10年ほど前まで、オタクといえばモテナイ、ダサイ、キタナイ、クライといったネガティブなイメージを持たれることが多かった。
しかし、そんなオタクのイメージは過去のものになっているようだ。『新・オタク経済』を読んでみると、そのことがよくわかる。現代のオタクを理解するためのキーワードは、ライト化とリア充化だという。2005年、秋葉原の風景が一変した
オタクの聖地と言えば今も昔も秋葉原だ。濃いマニアックなオタク趣味を持つ人々の街として不動の地位を築いていた。
そんな秋葉原に地殻変動が起きたのは、2005年のことだ。駅前に「ヨドバシカメラ」が開店、そして「つくばエクスプレス」の開業によって、一般客も買い物がしやすい街になった。現代のオタクのライト化
今と昔のオタクはどう違うのか。“オタク第一世代”の高橋信之氏のコメントを紹介しよう。
「僕たちの世代は、作品を鑑賞するときに原点というか信仰の元みたいなものに遡って読み解こうとするんですよ。けど、若い連中はそういうことにあまり興味がありません」
かつて、オタクは深い知識を持ち、研究者のような探究心があった。しかし、現代のオタクは浅い知識しか持っていない人が多いのだという。オタクは生き様ではなく、ファッション
現代のオタクは、友達とのコミュニケーションツールとして、オタク属性を利用している。いわば“オタクのファッション化”だ。
なにより、オタクであることを隠さない人が増えている。「オタクであることをアピールしたいですか」という質問に、30%の人が「アピールしたい」と回答している。「アピールはしないが隠してもいない」という人も21%を超えており、両者を足せば、「隠したい」の49%を上回ってしまう。
そして、高いコミュニケーション能力をもち、彼女、彼氏がいる“リア充”なオタクも珍しくない。昔のオタクの嗜好品が街にあふれている
よくよく考えると、アニメショップでしか買えなかったような、美少女キャラクターのグッズがいまやコンビニで普通にみかけるようになった。カラオケではアニメソングが大量に歌うことができる。地方に行けば萌えキャラをプリントした商品も置いてある。こういった風潮を、昔のオタクはどのように思っているのだろうか。モテない経験を味わったオタクは苦々しく感じている人もいるかもしれない。同じ趣味であれば世代が違っても分かり合えるのではないかと思っていたが、実際はどうも、埋められない世代間のギャップが生まれているようだ。
●秋葉の同人誌屋行ってみ?窒息死するでほんまw
●何にも関心を持たないような人は話しててもつまらん
●人間全てが何かしらのオタクなんだよ
●にわかが増えるのは腹が立つだろうが、おかげで差別的圧力が低くなるのは良いこと。
●×オタのリア充化 ○リア充のオタク化
●オタ自身の変化もやっぱりあると思う なんというか、コンテンツではなくイベントとして消費するパターンが増えてきてる
●オタクもすっかり意味が変わっちゃったからな。
でもそういう連中ってコアな話するとドン引きするんでしょ?
オタクなめんな!